心を身軽にする80のインストラクション 石原 明
今回紹介したい本は「心を身軽にする80のインストラクション」 著 石原 明 H&I社 です。
精神科医や臨床心理士などが書いている本が多い中この本は経営コンサルタントの方が書いている本で
ビジネス視点で題材にして新しい見方の提供しています。
例えば77番目のインストラクションを取り上げます。
剣の達人の宮本武蔵が若いころの話。武蔵がとにかく悪さばかりするので、あるとき村人に捕らえられ、
何日も木につるされていました。そこを名僧。沢庵和尚に助けられ、和尚の知り合いの大名の城に預けられます。
預けられた武蔵は城の天守閣のある部屋から3年間外に出てはならない、と言い渡されます。
武蔵は最初はふてくされて寝てばかりいました。それでも何かをしていられなくなって何をしたのかというと
本を読み続けました。武蔵が閉じ込められたのは実は書庫で、膨大な本が置かれていました。
3年が経ち、外に出てきた武蔵は、まるで別人のように立派な人物になっていたということです。
読書には、本を読むという事にはこんな力があるとという話です。
こういった題材が全部で80あります。時間の余裕がる休職期間中なら本を読んでみませんか?
気に入った著者やジャンル読みふけってみるのも悪くはないと思います。