うつ病~付き合いその変遷 36歳ー37歳 30代
再び病院に通い2年が過ぎようとする頃、病状は安定しやる気が戻り、疲れにくくなり、かなりの回復が見て取れるようになりました。
人が怖いのは相変わらずであり、女性に恐怖心を感じるのも変わりはなかったです。
ただ異常な恐怖心、足がすくむんだり心に力が入らない感覚というのは少しずつ改善が見られました。
女性への恐怖心の克服のために仕事と関連のある、ケーキ教室に通い、そしてパン教室に通いました。
練習のために自分の家でパンをやいたり、ケーキを作ることに熱中し、仕事へのモチベーションアップにも
つながりました。
人への恐怖心克服のために「mixi」のオフ会に毎週のように参加できるようになりました。
休日はボランティア活動にも参加することありました。
また、活動的にしているときに妻と出会い1年ほどの交際の後、結婚にいたります。
そして子供ができ、ひょんなご縁で同業他社への転職を決意します。
転職そうそうに静岡県への赴任を命じられます。
赴任先で期待されるパフォーマンスにこたえようと必死に働きました。
しかし、上司や同僚、そして顧客との関係がみるみると崩れ行きます。
そしてうつ病の悪化・・・改めてセカンドオピニオンとして他の医師による診断を受けようと考え、
病院の予約をとり、診察を受ける。
診断結果を聞いて正直ショックではありましたが、「腑に落ちた」部分がおおいにありました。
単なるうつ病では説明の付かない部分が大いにありましたから。
会社に全て包み隠さず報告したところ「退職して欲しい」と上司・先輩からありました。
上層部の意見でもあるようでした。しかし、はいそうですかと退職するわけにはいかないので、
病院の先生に相談をして診断書と伴に休職届けを提出しました。
その間に障がい者手帳を取得し、コピーを会社に提出。
病院からの診断がつき、その後先輩からの嫌がらせ、いわゆる「パワハラ」
言葉の暴力と身体的な暴力があり、すべて携帯の録音アプリで録音していましたので
会社のコンプライアンスが働くのか、実験もこめて音声データをコンプライアンス部へ提出。
先輩から呼ばれるのにアスペルガーだから「アス君」はないですよね、
人を呼ぶときにニックネームとしてどうなんだろうと?
仕事が出来ないのは認めますが、2発も殴るのどうかと??
そういう問題提起としてコンプライアンス部が機能するのか音声データの提出です。
自分を守れるのは自分だけです。そういう意識は常に持っておきましょう。
こうした状況から現在休職中です。
復帰は今のところ考えていません。ゆっくりとまずはうつを直すことに集中したいと思います。